今年も避難所宿泊体験を開催しました!
昨年同様今年も、「小谷小学校こやつ会」の呼びかけで参加した低学年の子供たちが大勢いて、にぎやかな、とても楽しい2日間でした。
また今年は、初めての企画として、テント村を開設しました。
その時の記録を、写真と共に示します。
日時: 2017年(H29年)8月26日(土)18:30 ~ 8月27日(日)7:45
場所: 小谷小学校 アリーナ、中庭草地(テント村)
参加者数: 56名(内、宿泊者31名)
1日目(8月26日(土)):
18:30~
三谷委員長の避難所開設宣言と共に、参加者の受付を開始しました。
受付は、自治会別(13自治会)+その他の入退記録簿に参加者の名前などを記帳して頂く事により、行いました。
受付開始と同時に、アリーナ、テント村の各ブロックに、それぞれ参加者の割当てを行いました。
・アリーナ:
A~Jの各ブロックに、参加者を自治会(+その他)単位で割り当てを行いました。
・テント村(中庭草地):
1~10の各ブロックに、テント村参加者を世帯単位で割り当てました。
記帳後、水ペットボトル、アルファ化米、クラッカー、アンケート用紙などを受け取った後、参加者はそれぞれの自治会(+その他)に割り当てられた、アリーナ内の各ブロックに移動し、荷解きをしました。
荷解きをした場所が、参加者それぞれの今夜の寝床です。
また、テント村参加者は、中庭草地にテント機材を持ち込み、テントの設営を行いました。
19:15~
参加者全員に、全体スケジュールや避難所利用規則の説明を行いました。
また、防災訓練内容の紹介、訓練コーチの紹介、訓練場所の説明を行い、全参加者を1~3班に分けました。
訓練開始前に、緑消防署の方にご挨拶を頂きました。
19:30~
各班は30分ずつ、それぞれの訓練場所に移動して、順々に訓練1~3を受けました。
訓練1 AED
(コーチ: 緑消防署員)
訓練2 応急救護訓練(三角巾)
(コーチ: 緑消防署員)
訓練3 ダンボール間仕切り作り
(コーチ: 三谷委員長)
防災講演:
(講師:緑消防署員 山口さん)
22:00 消灯
アリーナ: 「ステージ手前天井照明(半分)」のみを点灯させ、他は消灯しました。
テント村: プールサイドから、投光器で照らしました。
2日目(8月27日(日)):
6:00~ 起床の呼び掛けを行い、朝食の準備(アルファ化米にペットボトルの水を入れる)を促しました。
6:30~ ラジオ体操(第一)
(指導: 山越教頭先生)
6:40~ 清掃、後片付け、テントの片付け
7:00~ 防災倉庫見学(備蓄資材などの見学)
(説明: 山越教頭先生)
7:15~ 食事(アルファ化米)、解散挨拶、アンケート回収、参加者解散
さて、以上が一般参加者とともに行った避難所宿泊体験の様子ですが、この他に昨年同様、避難所運営委員のみを対象にした「太陽光発電・蓄電池システム運用訓練」を行いました。
この訓練は、初日の一般参加者が集合する前に「1日目の訓練」を、翌日の一般参加者が解散した後に「2日目の訓練」を行いました。
その様子を以下に示します。
太陽光発電・蓄電池システム運用訓練:
1日目(8月26日(土))の訓練: 18:00~
①電気室で、蓄電池システムの充電状態が100%であることを確認しました。
※今年は市職員(電気技師)の出向支援が得られなかったので、(昨年行った)疑似停電を発生させる操作は行いませんでした。
②アリーナの電気設備(天井照明、入口照明、コンセントなど)への電源供給を、アリーナ内に設置されている分電盤のスイッチを切替えて、商用電源(電力会社から電源供給)から太陽光発電・蓄電池システムに変更しました。
2日目(8月27日(日))の訓練: 7:50~
①アリーナの電気設備への電源供給を、アリーナ内に設置されている分電盤のスイッチを切替えて、太陽光発電・蓄電池システムから商用電源に戻しました。
②電気室で、蓄電池システムの充電状態が100%であることを確認しました。
※今年は疑似停電を発生させませんでしたので、夜間、蓄電池システムの電気を使用しましたが、一方で蓄電池システムへの充電が商用電源からなされていた為、当然のことながら蓄電池システムの充電状態は100%でした。
以上