2022年8月21日(日)10時より、避難所体験訓練を開催しました。当日の天候は曇りで気温は29℃と猛暑日とはならず、野外での訓練としては比較的恵まれたコンディションとなりました。
開催日時:2022年8月21日(日)10時~12時
訓練場所:小谷小学校アリーナとその周辺およびプール
参加者数:15名(見学者 9名)
今回の体験訓練では、コロナウイルス拡大防止の観点から、避難所運営委員会メンバーのみで訓練を行いました。
また、おゆみ野4丁目自治会様の防災会の皆さまも見学という形で参加頂きました。
【体験訓練内容】
(1)施設安全点検
震度6弱の地震が発生したと想定し、避難者の安全確保・避難所開設
の必要性の有無・校舎や体育館、施設の安全点検訓練を行いました。
(2)トイレ点検
アリーナ内のトイレの安全確認・断水の確認・水漏れ・逆流の確認などの訓練を行いました。
(3)携帯トイレ・簡易トイレの確認
避難所では基本的にアリーナ内のトイレを使用しますが、断水時に備え、携帯トイレ・簡易トイレが準備されています。実際に設置は行いませんが全員で機能や設置方法を確認しました。
なお、携帯トイレと簡易トイレの違いは、便座が無いのが携帯トイレ、便座があるのが簡易トイレです。
(4)マンホールトイレの組み立てと実践
避難所では、携帯トイレ・簡易トイレとは別に、マンホールトイレの設備が整えられています。
マンホールトイレとは、下水道管路にあるマンホールの上に簡易な便座やパネルを設け、災害時において迅速にトイレ機能を確保するものです。
体験訓練では、トイレの組み立てと実際にポンプと発電機を稼働してプールから水洗用水タンクへの給水を行い、トイレに水を流す訓練を行いました。
〔マンホールトイレの仕組み〕
今回の体験訓練では、施設安全点検、トイレの点検とマンホールトイレの設置訓練で終了いたしました。
今後は、アリーナ(体育館)内の区画割りや避難者受け入れ、避難者入退所管理等の訓練も行って参りたいと考えています。